新宿区、中野区
平成3年8月15日
平成29年11月30日(国)
古代より現代に至る染色法の中で もっとも基本的な染めは無地染(浸染)です。
草木の根、花、葉、皮、果実等で布地に色付けすることから始まります。
仏教の伝来(552年)と共に藍、紅花が渡来し、奈良平安時代には大和民族独特の染め技術が確立され、無地染は地染をはじめ、ぼかし、絞り等が盛んに行われました。
鎌倉時代になると絹織物が発達し、草木染めに必要な灰汁、鉄媒染、酢の発達により、浸し染は大きく進歩し「江戸紫に京鹿の子」といわれたものです。
このことは江戸時代の染色のうち鹿の子絞りは京を第一とし、紫染は江戸産を最上とするという意味で、東西両都の染色の特徴を言い当てたものです。
このように江戸紫、江戸茶をはじめとする無地染は、江戸庶民文化として芽生え 庶民の間で広く愛用されました。
現代の無地染は手作業が中心で、 色無地は、色抜きして再び染め替えることができます。
最初に明るい色を選び、次には年齢にふさわしい渋味のある古代紫、紺、抹茶などを選びます。
また、お嬢様にお譲りになる場合には、色を替えて染めると、若々しい雰囲気にもなります。
時代が変っても流行に左右されることなく いつまでも美しく着られます。
東京無地染のご紹介リーフレット
産地組合名 | 東京都染色工業協同組合 |
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所在地 | 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-20-12 |
電話番号 | 03(3208)1521 |
ホームページ | http://www.tokyo-senshoku.com/ |