江東区、江戸川区、墨田区ほか
昭和60年7月15日
平成14年1月30日(国)
切子とは、ガラスの表面に金盤や砥石を用いて、 いろいろな模様をカットする技法、つまりカットグラスのことです。
江戸切子を創始したのは大伝馬町でビードロ屋を営む加賀屋久兵衛です。
久兵衛はビードロの製造技法の先進地であった大坂で学び、その後、江戸に戻りビードロ屋を開業し眼鏡、寒暖計、比重計などを製造していました。
切子技法によるキラキラと輝く精緻な文様は、それにふさわしいガラス素材「クリスタルガラス」を得て、より真価を発揮していきます。
そして大正から昭和にかけては、工芸ガラスといえばカットグラスといわれるほど、カットグラス業界は急速に、しかも高度な発展を遂げ、昭和15年頃には戦前における最盛期を迎えました。
今日、東京における切子工場は江東区と墨田区の両区に 全体の八割が集中しています。
なお、江戸切子と並び称される薩摩切子は、薩摩藩が江戸のビードロ業者四本亀次郎を招き、藩を挙げてガラス製造に取り組んだことから 急速に発展したものです。
産地組合名 | 江戸切子協同組合 |
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所在地 | 〒136-0072 東京都江東区大島2丁目40番5号 |
電話番号 | 03-3681-0961 |
ホームページ | https://www.edokiriko.or.jp/ |