用語の解説

色金(いろがね)・・・日本独自の合金。金、銀、銅からなる。古くは装剣具(刀のつば)や目抜き
等にもちいられ、独特の美しい輝きをもつ。おもなものに四分一、赤銅、がある。また真鍮や銅単体、
十八金も色金に区分される。

四分一(しぶいち)・・・おぼろ銀とも称される。おもに銅と銀からなり、全体の4分の1が銀な
ことがこの名の由来。若干の金をまぜることにより、冴えわたる色となる。割合の増減により、発色が
ちがい、黒四分一(くろしぶいち)、白四分一(しろしぶいち)等のように区分される。銀の割合が
多くなるほど、白っぽくなるのが特徴。

赤銅(しゃくどう)・・・銅と、金4〜5%からなる。純黒の光沢を持つ。




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